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野良猫・ノネコにまつわる問題

遅くとも近世以降、人間の住居に出入り自由な形で飼育されてきたネコは、その性質から、飼い主の敷地以外の土地にもこだわりなく侵入する。そのために、特に都市住宅地域においては、トラブルを発生させる例がしばしばある。

とりわけ、地域の野良猫が増えすぎた場合は、以下の各項目に見るような、野良猫による繁殖期の騒音、糞尿による臭気や衛生面の被害、飼いネコや人への伝染病や寄生虫の感染、生ゴミ荒らし等の食害、皮屑や抜け毛がアレルゲンとなるアレルギー性喘息や気管支炎の発症、爪とぎなどによる自動車や家屋などへの物損全般、ほか行政によるそれら被害への対応など諸々の問題も、野良猫の個体数に比例して増加することになる。ことに餌づけを日常的に実施する人物がいる場合などは、そこから地域住民間の対立を生むことも多い。

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野良猫といえども、生物種としては、各家庭で愛玩動物として飼われているネコたちと同じイエネコである。それだけに野良猫を愛玩する人も少なくないが、なかには自己の専有敷地ではない公園や集合住宅の敷地内、路上、公共の場所などで無制限に給餌を行う人々も存在する。

これらの人々は、周辺地域の野良猫を呼び集めることで、野良猫の個体密度を上げてしまう。中には居住地から離れた地域を自動車で巡回し、複数個所で給餌を行う者もいる。深刻となっているのは、もともとネズミなどの数を抑える捕食者として家畜化されたイエネコのもつ、食料さえあればよく増える旺盛な繁殖力のため、結果的にしばしば異常繁殖を引き起こすことである。このため、みだりに餌付けを行わないように地方自治体が呼びかけるケースも増えつつあり、たとえば2008年12月に東京都荒川区議会はハトやカラス、野良猫などにみだりに餌をやって周辺住民に迷惑を掛けることを禁止し、違反した場合は罰金を科す条例を可決した。

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2009年12月01日 05:18に投稿されたエントリーのページです。

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